4月を駆け抜けろ(というか駆け抜けた?)

例によって無精筆。久々の更新であります。 とっくの昔に桜は散り、仕事は新年度を迎え、この間は徒然舎さんの5周年イベントもすんでGW突入です。徒然舎さんのイベントは善行堂・夏葉社とのトークショーと世田谷ピンポンズのライブの2部構成、善行さんところ…

いそげ民博

土曜日が義母の三回会のため有休をとって金曜日から家人の実家へ帰り準備。 法事も滞りなく済み今回は全員忘れ物なく親戚の皆さんは帰宅されました(笑)というのも以前書いたかもしれませんが家人のほうの親戚はアラナイ(around90)が多いため一周忌の時は…

栴檀は双葉より芳し、では一葉は二葉より……

『山中共古ノート』からのつながりで山口昌男『内田魯庵山脈』を再読。この本は歴史上の表面に出てこない人物たちを魯庵を円心として描いていく名著なのですが人名だけで膨大な数が出てきます。前回読んだときは素通りしていたのですが今回引っかかった名前…

清原和博は映画『ナチュラル』を見たことがあるか

往年のスラッガーの覚醒剤での逮捕を聞いてからロバート・レッドフォード主演の映画『ナチュラル』が無性に見たくなる今日この頃です。いろいろあってデビューの遅れたオールドルーキーがホームランを打ってナイター照明の下ゆっくりと塁間を走る主人公は本…

今年もぼちぼち

正月休みのあとの三連休。遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。 あまり本を買っていない気でいましたが年末から今日にかけて買った本を書き出してみると結構買ってますね。下記以外にもあるかも。 初詣は元日に家人の実家近くの吉志部神社、3日に実…

せめてなりたや

日帰りで家人の実家がある大阪の吹田へ。エキスポシティがオープンしたので渋滞しているのではと戦々恐々としていたのですが万博の外周道路は思ったほどの混雑はなく一安心。 いつもこんな感じだといいのですが、ガンバの試合やロハスフェスタなどのイベント…

ご近所さんぽ

引越しして三か月、自分にとっては生まれ育った場所でも家人にとっては全くなじみがない場所なので少し歩いてみることにしました。まずは小学校へ。ここはいざという時の避難先にもなるはずなので位置は覚えておいてもらわないと。あと選挙にも来ますかね。…

うろ覚え

間が空きすぎてもはや何を買っていたか正確に思い出せないのですがこんなものでしょうか。また思い出したら書き足します。荻原魚雷『書生の処世』本の雑誌社 久保田二郎『ニューヨーク大散歩』新潮文庫 黒田三郎『小さなユリと』夏葉社 橋口幸子『いちべつい…

善光寺は善光寺でも

慌しくて何も書く暇もないまま怒涛の5月も終了。 義母の納骨やら家人の体調不良などいろいろありました。 あ、そうそう善光寺の御開帳ということで岐阜善光寺と祖父江善光寺には行きました。回向柱に触れてしっかりとパワーアップ……したのだろうか。 それに…

午前中、散髪しようといつもの床屋へ行ったら赤青白のくるくるする奴(あとで調べたらサインポールって言うんだ)が止まったまんま。第三日曜は定休日でした。小雨の中出鼻をくじかれてそのあとのスケジュールもなんだか調子が出ませんでした。 それでも今日…

いつまで続く汚男子生活

卒業式、入試、合格発表と子供の行事が慌しく続き、まだ準備することはたくさんあるもの一息ついたので昨日は京都の善行堂へ。いつもながら本を買いに行っているのか話をしに行っているのかわからない状態になるまでしゃべくりたおしましたがまだ物足りなく…

『バターはどこへ溶けた』は預言の書だったのか

もはや定例ともなったバター騒動。近所のバローからきれいさっぱり姿を消したために本日は各務原イオンまで出かけましたがこちらもかなり品薄でいつも買っているものは入手できず代わりに小さくカットされたものを購入。これだとまたすぐに探し求めないとい…

修行の果てに

2月も早や一週間終了。その間に懸案だった健康診断をすませました。結果はちょっと後にならないとわかりませんが少なくとも体重が昨年より1キロ減ったのは大収穫です。直前までは昨年の数値を上回っていたのですが数日間食事を減らした効果がありました。こ…

呼吸するように本を読む

あっという間に実家の解体終了。親の仮住まいに顔を出すと何かと雑用を命じられそうなのでなるべく近づかないようにしています。 で、最近買った本。岡崎武志『読書の腕前』光文社知恵の森文庫 本屋図鑑編集部編『本屋会議』夏葉社 青江舜二郎『狩野亨吉の生…

2015年始めました

皆さま年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。家人の実家でのんびり過ごすはずが元日うっかり京都の北野天満宮へ参拝に行ったために大雪に見舞われたり、年始早々解体工事の始まる自分の生家の片づけをしたり落ち着かない日々のラストの本日はお千代保…

雪の舞う中

朝から雪が舞っている中投票所へ。しばらくないと思いますが次回はもう少し季節を選んでもらいたいものです。 年末挨拶回りであちこち回っているので休日くらい引きこもっていたいと思いつつ昨日今日はどうだったかというと無理やり歯科検診へ連れて行かれや…

あちこちぼちぼち

あちこち行ってぼちぼち本買っています。 月の輪書林さんの目録も届きました。 今年はあと何冊買えるかな。大岡昇平『文学の運命』講談社文芸文庫 荻原井泉水『のっぺい汁』池田書店 開高健・谷沢永一・向井敏『書斎のポ・ト・フ』ちくま文庫 黒川創『暗殺者…

金華山

台風接近がどうのこうのと心配していたらまさかの御嶽山噴火。昨日は家人に付き合って午前中金華山に登っていたのですがお昼前に下山していました。もう少し長いこと上にいたら御嶽の煙が目に入ったでしょうか。続々と入る情報に胸が痛みます。 月一で付き合…

あわただしく神保町

すっかり涼しくなりました。先週は仕事で久々に上京。わずかな時間でしたが隙をついて神保町をのぞいてきました。年に2回しか上京の機会がないのでかなり貴重な時間です。ここ最近は神保町へ行く日に限って天候が悪かったのですが今回は晴天、おかげで田村書…

8月も終わるというのに

8月が終わろうとしているのに何も書いていなかったや。 京都下鴨の古本まつりや、阪神百貨店の古書市にも行ったというのに。 というわけで買った本だけ書いておきます。岡崎武志『貧乏は幸せのはじまり』ちくま文庫 加藤一雄『無名の南画家』三彩社 川本三郎…

貧乏人がモロッコへ

昨日、子供の部活の応援の合間に書店で買ったちくま文庫岡崎武志さんの『貧乏は幸せのはじまり』を読もうとしたらびっくり。カバーの下から出てきたのは同じちくま文庫の四方田犬彦『モロッコ流謫』でした。二冊とも手に取っていたのですが、今回のところは…

実家の本棚

もう何年も前から母親が家を建て直したいと言っていたのですが一向に実行される気配がなく、また父親がさほど乗り気でなかったこともあって「親父が生きているうちは大丈夫だろう」とたかをくくっていたのですが、しばらく近寄らないうちにあれよあれよと具…

かわうそが三匹

読み終えた出久根達郎『かわうその祭り』を傍らに置きつつPCを開いていると、背後の息子の部屋から家人と息子の苛立った声が。昨日この本を手にかわうその祭り、つまり獺祭の意味について教えたので早速我が家のかわうそ退治に乗り出したようで、床に散らか…

再開

誰も待ちわびていないと思うのですがW杯も始まったことだし(何の関連もありませんが)ブログ再開。3カ月のブランクのあいだに買った本は下記の通りということであまり変わり映えのしない日々を送っていたことは容易に想像できるでしょう。つまりただぐうた…

村上春樹や赤川次郎と並んで

「BOOK5」の特集に影響されて片岡義男漬けに。そうですミーハーな影響されやすい男です。とりあえず見つかるだけ買おうと各務原、北方、美濃加茂、江南のブックオフを回りました。角川文庫だけで100冊近く出ていたような気がするので80年代から90年代にかけ…

人も本も

おそばせながら1月に出た「BOOK5」11号をようやく購入。この雑誌は私にとって「彷書月刊」が休刊後の喪失感を補って有り余る、隔月と言わず毎月出てほしい雑誌です。今回の特集は片岡義男。角川文庫の赤い背表紙が懐かしい。10代のころバイクに乗りたいと思…

欽ちゃんナンパ事件

足立巻一『関西人』弘文堂新社 小林信彦 萩本欽一『ふたりの笑タイム』集英社 坂崎重盛『ぼくのおかしなおかしなステッキ生活』求龍堂雪は姿を消したが風が強い日曜日。昨日の会議や書類作りでぐったり疲れたため一日引きこもっていました。あれ、先週もそう…

コンタンポラン

黒岩比佐子『忘れえぬ声を聴く』幻戯書房評伝作家にして無類の古本好き黒岩さんの単行本未収録エッセイ集が出ました。2010年の早すぎた死からもう黒岩さんの作品は読めないのかと残念に思っていたのでこれはうれしい一冊。 「いくらずうずうしくても、私は百…

ビブリア古書堂の事件手帖

剛力彩芽主演でドラマ化したことは多分なかったことにされている『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ待望の5巻が発売されて早速購入しました。今までとの一番の違いは何と言っても表紙に描かれた主人公の栞子さんがようやく眼鏡をかけていることに尽きます…

由々しき事態ですぞ

新年を迎えて二週間もたってしまったのにまだ一冊の本も購入していません。 こんな年もあるものですね。