かわうそが三匹

読み終えた出久根達郎かわうその祭り』を傍らに置きつつPCを開いていると、背後の息子の部屋から家人と息子の苛立った声が。昨日この本を手にかわうその祭り、つまり獺祭の意味について教えたので早速我が家のかわうそ退治に乗り出したようで、床に散らかった教科書やプリントの整理に乗り出したようです。「これもう使わないでしょう」とか「終わったらちゃんと元のところに戻しなさい」という言葉に無駄な抵抗を試みる息子、そのバトルと背中で感じながら二匹目のかわうそである自分はいつこちらに飛び火してくるのかドキドキしています。戦利品を並べるのはこれ古本好きの常です。皆さんはどのように家庭内のかわうそバスターから逃れているのでしょうか。御教授くだされば幸いです。
ちなみに三匹目のかわうそは義父。メモ魔でもあり常に書き物をしているせいで机の上はすごいことになっております。あれも見れば自分はまだましだな。何しろ息子や義父と違って自分の部屋というものが存在しないのだから。