2013-01-01から1年間の記事一覧

No book , No life

今年は「本の本」がたくさん出ましたが最後の大物は古ツアさんのブログの書籍化『古本屋ツアー・イン・ジャパン』です。仕事の最中の限られた時間の中、全国の古本屋を神出鬼没東奔西走した記録なのですが、神保町の有名どころだけでなく無人販売所ありおし…

継鹿尾山

家人が毎週登っている金華山に月に一度は付き合うと約束していたのに今年は二月に一度付き合っただけ。トレッキングシューズもすっかり出番がなく泣いています、ハイすいません。あまりにも申し訳ないので紅葉見がてら犬山の寂光院へ。ここは近辺の秋の定番…

周辺の読み方

加藤一雄の『雪月花の近代』京都新聞、これは確か岡本書店で買ったと思ったのですが読んでも回りくどくて何を言っているのか全然頭に入らず。それが月頭に知恩寺の古本まつりに行ったときに善行堂へ顔をだしそこに『京都画壇周辺』用美社と『蘆刈』人文書院…

秋の長雨

わずかしかない休日も雨。家でおとなしく本を読んでいました。それにしても夏の下鴨以来何冊か買った中公文庫の入江相政が読んでも読んでも終わらない。最近ではなぜ読もうと思ったのかも思い出せませんがきっと安かったからでしょう。 更新していない間に新…

古本の時間

本当に決まってしまいましたね、東京オリンピック。東京では開催実績もあるし、冬期は札幌と長野でもやったしここはイスタンブールに花を持たせてあげてもいいかななどと上から目線で思っていたのですが、決まったからには要望することはただ二つ。物価上昇…

下鴨参戦記

8/11京都は下鴨古本祭りの初日に行ってきました。 猛暑対策に麦わら帽子に首からタオル掛けと田舎のおっさんスタイルで万全の態勢を整えましたが同じ格好の人ばかり、さすがに慣れている人が多いですね。本より先に団扇を入手して全体を少し見渡してどこから…

本だけでも

買った古本だけでも列記しておきます。東京出張や名古屋の即売会、それから地元のブックオフや徒然舎さん等で購入。足立巻一『夕刊流星号』新潮社 池田弥三郎『私の食物誌』新潮文庫 小林泰彦『低山徘徊』山と渓谷社 坂崎重盛『蒐集する猿』ちくま文庫 田中…

奈良も歩けば鹿に当る

先週久々に奈良に行ってきました。実際にはぶつかったりしませんけどね。鹿には。 むしろこんな駄句のほうがぴったり来ます。梅雨曇り 油断してたら 鹿のふん踏まないように注意して歩いていましたが皆あまり気にしていないようでしたね。特に鹿と一緒に写真…

夢でまた逢えたら

亀和田武さんのエッセイが出たことを知りすぐに入手。 どれも面白い逸話ばかりですが嵐山光三郎の優しい叱咤激励、ナンシー関の話、現在は国会議員になった二人の不気味さ、文字通り夢でもいいからまた逢いたい気持ちに満ちあふれている鈴木いづみや手塚治虫…

美濃の国漫遊記

GW、もちろん「ブ」巡りや目録で注文した本が届いたりと古本から離れない生活をしていましたが久々に寺社仏閣巡りなんぞも、とはいえ時間的に遠距離は無理だったので近場ばかりの美濃の国漫遊記。 まずは関市の新長谷寺。別名吉田(きった)観音の名称もある…

喜びも悲しみも幾数冊

先週のことですがやながせ一箱古本市に「古書あるるかん」として出店しました。東京にいたころに不忍ブックストリートや雑司ケ谷のみちくさ市を回っていたこともあっていつかは自分も本を売ってみたいと思っていたのですが初めてのことです。 家人と一箱ずつ…

桜咲くころ君を想う

前回節分のことを書いたと思ったらもう桜が満開、少し間が空きすぎました(ご無沙汰の言い訳ばかり書いている気もします) ドラマのビブリア古書堂は一度も見ないうちに終了。視聴率が振るわなかったようですが剛力彩芽が原作のヒロイン像と違いすぎるという…

節分

今週のお題「節分」京都での学生時代、先輩に渡された太巻きを皆で同じ方向向いて食べさせられたときは関西にはけったいな習慣があるもんやと感心したものですが、恵方巻きがここまで全国区になると白けた気分になるのは自分だけでしょうか。と言いつつ家人…

ようやく2013年初更新。 しばらく続いている仕事のごたごたで悩みは深くなる一方。どこで道を間違えたのでしょうか。 山口瞳は文庫で50冊程度持っているのですが単行本で『男性自身』シリーズを見つけて思わず入手。やはり値段が100円を切ると重複していると…