欽ちゃんナンパ事件

足立巻一『関西人』弘文堂新社
小林信彦 萩本欽一『ふたりの笑タイム』集英社
坂崎重盛『ぼくのおかしなおかしなステッキ生活』求龍堂

雪は姿を消したが風が強い日曜日。昨日の会議や書類作りでぐったり疲れたため一日引きこもっていました。あれ、先週もそうだったような。寒いとどうしても出不精になります。早く暖かくならないかな。
上記の本の購入は目録とネットで。
足立巻一は鹿児島銘菓とともにやってきました。ページをめくると著者のサインが。目録には書いてなかったのでこれは得した気分。書肆HのAさん、いつもありがとうございます。
小林信彦萩本欽一の本は、お笑いの生き字引たる小林と生き証人の欽ちゃんによる裏話。小林の話はすでにどこかで書かれた内容が多いものの欽ちゃんが間の手を入れることでまた違った面白さがあります。
ところで我が家で欽ちゃんと言えば必ずネタになるのが若き日の母が声をかけられてお茶をしたという「欽ちゃんナンパ事件」
まあ正確に言えばナンパではなかったようで、今とは全然違う賑わいを見せていた昭和四十年代の柳ヶ瀬を友人たちと歩いていたところ友人の一人が発見。「あれってコント55号じゃない?」とちらちら見ていたところ、欽ちゃんのほうから声をかけてきてコーヒーをおごってくれたようです。翌日はついこの前強制執行された名古屋の大須演芸場に招待されたようですが母は所用で行けず友人たちは楽屋まで入れてもらって大満足だったとのこと。ちなみに多分二郎さんも一緒にいたと思われるのですが母の話には一切出てきません。