下鴨納涼古本祭り

またまた一か月も間が空きました。本日から夏期休暇、そしてなんといっても下鴨納涼古本祭り初日です。この日が来るのをずっと待ち続けていただけにいそいそと岐阜駅を出発、したのはいいのですが大垣にて豪雨で遅れている「ムーンライトながら」を待ち、米原での乗継もうまくいかず出足から躓いてしまいました。まあ焦っても仕方がないし時間はたっぷりあるから(実はそれが間違いだった)ぼちぼち見ているうちにあっという間にお昼。スムースランチのためにメンバーが集合すると皆驚くほど買い込んでいます。聞けば赤尾照文堂で良書が大量放出されていたとのこと。ここだけで40冊ほど買った剛の者もいてランチでの話はかなり盛り上がりました。それを聞いて気合を入れての後半戦、何やら天上がゴロゴロ鳴りだしたかと思うとあっという間に豪雨でジ・エンド。消化不良のまま今年の下鴨は終了。日ごろの行いが悪いのかな。
しかし日常を忘れ、古本つわものたちとの交流もできましたしよしとしますか。秋の知恩寺は絶対挽回してやる。

新刊
中野淳『青い絵具の匂い』中公文庫
松本竣介展生誕100年」NHK

仕事中ブックオフにて
佐藤優『自壊する帝国』新潮文庫
佐藤優『獄中記』岩波現代文庫

下鴨にて
阿部謹也『中世の星の下で』ちくま文庫
瀧悌三『一期は夢よ 鴨井玲』日動出版
上坂冬子『愛と反逆の娘たち』中公文庫
鈴木四郎チャウシェスク銃殺その後』中公文庫

善行堂にて
近田春夫『僕の読書感想文』国書刊行会
「ブック5」2号