久々の神保町

本を買う暇がないほど忙しい!と書こうと思ったのですがいざリストを作ってみたら結構買っています。単に無精をしてここを更新していないだけでした。スイマセン。
岐阜に戻って以来全く近寄っていなかったのですが金曜土曜と仕事ができて上京。スカイツリーもゲートブリッジも電車の中からちらと見ましたが何の感慨もありません。それよりも古本!ということで私がいたころは江東区森下にあったのが文京区千駄木へ移転した東京営業所(兼社宅)へ顔をだし、現所長と別件でやはり上京してきていた次期社長と午前中は打合せとも雑談ともつかぬ時間をすごした後は神保町へ。階段を上り地上へ出たときは何ともいえない感情が湧きましたがゆっくりしている余裕はありません。タテキン(田村書店の店頭均一)コミガレ(小宮山書店のガレージセール)、古書会館の即売会(城南展でした)と的を絞って回り最後にかつての神保町でもっとも時間をすごした(ほとんど雑談していただけですが)書肆ひぐらしへ顔を出し店主の有馬さんと旧交をあたためました。コーヒーをおごってもらい西郷南洲についての密書の話を聞かせてもらったところで時間切れ。


伊藤整『近代日本の文学史』夏葉社
小林信彦『非常事態の中の愉しみ』文藝春秋
中丸美繪『オーケストラ、それは我なり』中公文庫
由良君美『みみずく偏書記』ちくま文庫
「サンポマガジン」5号 
渡辺篤史渡辺篤史のこんな家を建てたい』講談社文庫
佐渡裕『僕はいかにして指揮者になったのか』新潮文庫
野坂昭如『風来めがね』文藝春秋
川崎長太郎『歩いた路』河出書房新社
川又一英『われら生涯の決意』新潮社
須賀敦子『時のかけらたち』青土社
和田芳恵『接木の台』河出書房新社
木々康子『蒼龍の系譜』筑摩書房
大竹伸朗『既にそこにあるもの』ちくま文庫
河盛好蔵『回想の本棚』新潮社