気が付けば9.11

東日本大震災から半年、WTCの同時テロからは10年、天災人災の違い、月日の長さの違いがありますがどちらの犠牲者の魂も安らかならんことを祈ります。

例によって人様に興味を持ってもらえるような生活をしているわけではありませんのでてっとり早くプレイバック一週間を。と言っても本のことばかりです。

6日(火)営業名古屋回りの戻り22号沿のブックオフで購入した本。
浅見雅男『公爵家の娘 岩倉靖子とある時代』中公文庫
尾崎秀樹『にっぽん裏返史』文春文庫
森茉莉『薔薇くい姫 枯葉の寝床』講談社文芸文庫

公爵家の娘』は持っているんですけどね(だったらなぜ買う!)
ちなみに店内で徒然舎さんをお見かけしました。日頃仕事中にサボって本屋ばかり行っていると豪語(仙台の火星の庭も前橋の山猫館もその他地方の有名な古書店は大体仕事中でしたね)していますがさすがに現場を見られるのはバツが悪い。そおーっとフェードアウトしていきました。

で、8日(木)上司海外出張中なのをいいことに定時に仕事を切上げ柳ヶ瀬高島屋内にある自由書房へ。なんだか日に日にやる気がなくなっているのがわかる雰囲気なのですが何とか踏ん張ってほしいものです。お客さんもまばら。やはり昔の神田町本店がよかったな。再開を期待したいものです。
カルヴィーノアメリカ講義』岩波文庫
遠藤哲夫『大衆食堂パラダイス』ちくま文庫
荻原魚雷『本と怠け者』ちくま文庫
カルヴィーノは単行本でも持っているのですが(だったらなぜ買う!)
魚雷さんとエンテツさんはさすがちくま文庫と思わせる本です。ただし新刊なのに店内には1冊ずつしかありません。頼むよ自由書房、もう少しやる気を見せてよ。
そのあとふらふらと自転車で徒然舎さんへ。火曜日、はやり目撃されていました(笑)悪いことはできないものです。今後は気を付けよう。いや、仕事中にブックオフ行くのはやめませんけどね。入る前に駐車場に知った車がないか、それから一歩店内に入ったら「右よし左よし」と指差し喚呼し知った人がいなくても安心せず速やかにゴルゴ13のように壁を背にし蟹歩きのように移動し不測の事態に備えるようってどうやって本棚チェックすればいいのか……おとなしく仕事しなはれ、と天の声が聞こえてきそうです。戯言はさておき買ったのは下記2冊。
安部公房榎本武揚』中公文庫
松原正毅『青蔵紀行』中公文庫