『痕跡本のすすめ』イベント参加

こまめに更新しようと思っているのですがなかなかできなくてすいません。前回記した本はほとんど読んでしまいいろいろ感想を書きたかったのですがうだうだしているうちに日がたってしまいました。
五っ葉文庫・古沢和宏くんの『痕跡本のすすめ』は売行き絶好調なようです。新聞にも書評が出ましたし新たなベストセラー作家誕生か。というところで昨日は徒然舎で著者自身による痕跡本の展示説明のイベントに参加してきました。以前からの顔見知りでありながら本格的に痕跡本の話を聞くのは実は初めて。聞く機会はたくさんあったはずなのに自分はミスター痕跡本と今まで何を話していたのでしょうか。
痕跡本とは何か、痕跡本との出会いといったことを中心として実物を見ながらどのような解釈が可能か?と参加者の発言も取り入れながらとてもスリリングに進んでいきました。本ももちろん読んでほしいのですがこのライブ感はイベントならでは。臨機応変に対応する古沢くんにも余裕が見られ非常に楽しい時間でした。彼のトークは今が“旬”です。機会があれば是非参加してみてください。

更新していない間に買った本あれこれ。新旧取り混ぜていますが大体買った順番です。
酒とつまみ編集部『酔客万来』ちくま文庫
片岡義男 小西康陽『僕らのヒットパレード国書刊行会
内澤旬子飼い喰い岩波書店
内澤旬子『おやじがき』講談社文庫
フランシス・ジャム『三人の乙女たち』岩波文庫
フランシス・ジャム『フランシス・ジャム詩集』岩波文庫
山口治子『瞳さんと』小学館文庫
遠藤哲夫汁かけめし快食學』ちくま文庫
紀田順一郎『日本の書物』新潮文庫
森まゆみ『昭和文芸史』中公文庫
中里介山法然行伝』ちくま文庫
関川夏央『本よみの虫干し』岩波新書